父帰る・1~決定編~
夏前くらいから、悶々と悩んでいたのでした。
施設(サ高住)にいるオヤジ・ヒロシ(仮)、家に連れて帰った方がいいのではなかろうかと。
そう思うに至るのには、いくつかの要因がありますが…
戦前・戦中に子供時代を過ごしたヒロシ(仮)には、「食事」というのは一番ポイント高いもので。
それが肺炎入院してから3ヶ月は点滴のみ、その後ミキサー食で1年以上過ごして…
栄養としては同じでも食べた気にはならないだろうなと。
施設では、「責任」というものがあるのでそうそう好き勝手に食べさせられないだろうし。
施設に入ってからは常に「お腹が空いた」と訴えていました。
(ちなみに病院のときにはそんなことは言わなかったので……施設の食事が足りないんぢゃないかなぁとも……もにょもにょ…)
来年1月で95歳。
もうある程度好きなように食べさせてもいいんじゃなかろかと。
ウチだったら、誤嚥しないように私が付き添っていたら、多少は防げるだろうし。
普通食は無理でも、少し柔らかめのものならば……
その他、もろもろあるのだけれど。
一番の決め手(?)は、度々登場していた「雑・ヘルパー」さんの存在だろう。
もうね。ほんとにね。
施設の見学のときに、この人と面接していたら、絶対入らなかっただろうなと思うのです。
これから、親御さん、家族を施設に……と考えるときがきたら。
見学・面接のときにはたいてい、営業慣れしている施設長さんクラスが出てくると思います。
それにくわえて、少しでもちらりとでもいいから、リーダー格のヘルパーさんとお話をしてください。
ほんとに ほんとに…
そして、家族側で主に介護される方のお住いに近い施設を探してください。
なんだかんだで呼び出されます。遠いと行くだけで疲れます。
ヒロシ(仮)が施設に入ったら、月1くらいの訪問でいいかなぁ。そしたら、少し外でお仕事できるし、お金余裕できたら旅行にも行ける。島根に行ける。お伊勢さんにも行ける……
そんな妄想を抱いていた私です。
月一どころか、週に1回くらい、入院していたときと同じくらいのペースで通っています。しかも、病院より遠い。。。
一度、施設に行くと、その後、二、三日くたびれて使いものになりませんでした。
甘かった……自分。
昨年末から今年はじめにかけて、ヒロシ(仮)の施設候補見学したとき、一番最初に行ったところは、ヘルパーさんがお話してくれて、この人はめちゃ頼りになりそうだなぁと思ったのでした。でも、ちょっと施設内全体が暗~~~い感じがして。見せてもらったお部屋は物置になっていたのでイメージ悪く(^_^;)。
三番目のところは、同じ市内で近かったのですが、事前約束していたのに、説明してくれる施設長さんが不在で、金銭面のこととか肝心なところが何も聞けず(話してくれず)、結局、なんだったの?ってなところでした。
話、戻ります。
そんなこんなでずっと迷っていたのですが、介護認定が5から4になったので、介護保険もろもろの見直しというので一同が集まっての会議で、これまた雑・ヘルパーさんにイラッとし。
ヒロシ(仮)が汚れた服を着たままだったので着替えさせようとしたら、なんだかもうほんとにめちゃくちゃ痩せていたのと。
施設からの肝心な連絡がほとんどこちらに伝わってこないことや、掃除のことや…あれやこれや、あれやこれや…
「帰らせるわ」
と友達に宣言したのが10月でした。
それから帰宅したときに、何が必要でどうしたらいいか……検索しまくって……
施設との契約上はどうなっているか、契約書を引っ張り出して……
こちらからの退所の場合は、1ヶ月前までに宣告ということで。
10月下旬にまずは電話で「11月下旬に連れて帰ろうと思います」と報告しました。
「そうですか」だけで、退所理由も何も聞かれませんでした。
で、その電話での口頭だけで時は過ぎ……入所するときにはいっぱいの書類にサインしたのに、それだけでええんかい???と不思議に思ったものです。
「聞いてない」とか言われるのんは困るので、「11月30日午後に退所いたします」と書いた紙を受付の人に渡した(責任者不在)のが11月2日です。
この時点でヒロシ(仮)には内緒でした。
言うたらもうすぐに帰れるものと思って騒ぎ立てるかもしれないので、しばらく黙っていてもらうように施設やマッサージのお兄ちゃんなどに口止めいたしました。
施設のケアマネさんは施設専門の部署なので、同じ系列でウチのすぐ近所にセンターがあるところのケアマネさんを紹介してもらいました。その方が、引き継ぎがうまくいくかと思ったので。
施設にいたときのケアマネさんは、この施設の専属というわけではなく、今回、ウチが初めて利用したような感じでした。
施設で雇われているわけではないようです。
新しいケアマネさんは、ハキハキとしててきぱきすぐに動いてくれてよかったです。
すでに、雑・ヘルパーさんに対する愚痴をいっぱい聞いてもらっちゃいました(^_^;)
ケアマネさんって、ほんと当たりハズレがありますよねぇ。
ケアマネさんとの面接もあればいいのに……
ケアマネさんも足りていないようなので、見つかっただけで御の字で贅沢は言えませんが。
そして、不用品の処分(施設ではやってくれないので)の手配やら、嚥下状態の検査やら、帰ってきてからの必要なものをポチったり、嚥下食の検索をしたり…で、時が過ぎ。
11月中旬にヒロシ(仮)に「いろいろ考えたけど、お家に帰ろうか」と言いました。
速攻で「それがいい!!」……
そして
「ワシの介助はどないなるんや?」
「●●ちゃん(妹)に迷惑かけるんぢゃ…」
………私が大変とかいう言葉はでてきませんでした。ま、わかっていたけどね。
家の中を移動できるように、歩行器と車椅子を借りるように手配しているし。
お風呂は前に来てもらっていたように看護師さんが手伝ってくれるし。
その他あれこれ今、準備しているから。
帰るときの階段も、助けてくれる人を頼んでいるから。
●●ちゃん(妹)はお正月に帰ってきてくれるから。
とにかく、「今すぐ」ではなく「月末」まで待つように、何回も念を押し。
「11月30日日曜日お昼ご飯をたべて13時に帰ります。◯◯(私)が迎えにくるまで待っていてください」と書いた紙も貼り付けてきて。
そんなこんなで11月30日を迎えたのでありました。

昨日の夕暮れ
*かずみはん*
なんとか帰ってまいりました(^_^;)
昨日は 大河「べらぼう」を見るためにがんばりました。
ほんとにギリギリで間に合いました。
昼のトイレはなんとかなっています。
夜は……ポータブルですると言うてたのに、全部、紙パンツ頼りで
今朝、ちょっと漏れていて てんてこまいでした。
要検討。
ほんと 施設もケアマネさんも。
フタを開けてみないとわかりません。
ありがとうございます。
リズムがつかめるまでは ドタバタかと思いますが、なんとかかんとか~
おかえりなさい、お父さん。
もう95歳にならはるんですね。
お元気ですね~。
そりゃ、ひもじいのは悲しいです。
お腹一杯好きなものを食べさせてあげてください。
お世話は大変でしょうが、
雑ヘルパーさんに任せるより、気持ち的には楽かもね。
肉体的にはしんどいかもしれませんが・・・
トイレは大丈夫なんですか?
お世話するのは京太郎はんなのに、
妹さんのことを気にかけはるなんてショックですなぁ。
京太郎はんの存在は当たり前と思ってはるのかな?
ほんまに、施設もケアマネさんも当りハズレがありますね。
今回はハズレ引いてしまいましたね。
でも、次のケアマネさんは良さげな人で、
当りかな?
ともかく、自分ファーストで
無理せずボチボチやってください。