流さない男・ヒロシ(仮)

今は秋なのか、冬なのか。
11月中旬ということを考えると、冬なんだろうなぁと。
そもそも、秋は来たのか、スルーしてしまったのか。
もみぢの紅葉はまだまだだけど。

それでも、時間は流れているので、すぐに年末。
あわあわする季節に…
大掃除……今年もしないかも。
年末年始の食事メニューを考えて、早めに食材を買っておかないと、高くなるし。
お世話になったあの方に…も考えないと。
年賀状もあるし。(辰年……むずい……)

どんどん流れていく中、「流さない」男はオヤジ・ヒロシ(仮)です。

「流さない」と聞くと、トイレ?と思うかもしれませんが、トイレはちゃんと流しています。
(ごくごく たまぁぁぁぁに、流していないときもありますが(^_^;)許容範囲内)

何を流さないのか?

風呂に入ったあとと、洗面所で歯を磨いたあとでごじゃります。

風呂から出るときに、使った洗面器(私はほとんど使わないのだが、ヒロシ(仮)は大小2つの洗面器を使う……邪魔~~~)、椅子、床タイル、水(湯)をさーーっとかけることをいたしません。
おかしいなぁ。
幼少時、貧乏長屋に住んでいたらしいから、内湯なんてなくて銭湯でマナーを学んでいるはずなのだが。
ずっとかねがね、疑問に思っていたのです。

それが先日、その謎がとけたのでした。

訪問リハビリのお兄ちゃんと昔話をしていたのを小耳にはさんだところ。
なんと。
近所に住んでいた本家のお宅に風呂を借りていたらしいです。
貧乏人の乳母日傘で育った長男・ヒロシ(仮)。
きっと周りの大人たちが甘やかしたのだろう。
風呂の最低限の片付けも「あぁ、いいよいいよ」と…

今はヒロシ(仮)の希望で週二回のシャワー浴となって少し楽なのですが。
以前は毎日入っていたので、その度に、後片付けが大変でありました。
しかも、どこをどうしてこうなるのか、天井や窓まで水浸し。
夏はすぐ乾くからいいけど、冬はほおっておくとカビのもとになるので、ひたすら拭く毎日でした。
浴槽の淵にのぼって天井も拭くのだけど、これってすべったら怪我するなと思いながら。

そして。

歯を磨いたあと、これまた洗面台を軽く水で流す…ということをしません。
さらに、歯磨きの最後に口に残った水をぺっと吐き出すのです。
それも流しません。
ときによっては、食べかすが洗面台にこびりついたりします。
それもそのまんま。
乾くと掃除が大変なので、ヒロシ(仮)が洗面所を使ったら、私が水を流しにいく日々でごじゃります。

やれやれ。


アーニャ、かわいい…

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