漫画で学んできた

今年の大河ドラマ「光る君へ」が始まりました。
源氏物語を書いた紫式部がヒロインです。
さぞ、きらびやかな世界が描かれるのだろうと思っていたら……なんとも「ひぇぇぇぇぇ~」な展開もありぃので。
トウ(藤原)の一族と他の貴族、もしくは藤原さんちの内部での争い、そして宮中の女房たちのあれやこれやとありそうで、おもしろくなりそうです。

まひろ(紫式部)と三郎(藤原道長)の出会いは、光源氏(変換したら「光GENJI」が一番に出た(^_^;))と若紫の出会いを、今風に言うならばオマージュしたものだったし。
これからもちょいちょい源氏物語を挟んでいくのだろうなと。
それも楽しみ。

で。ツイッター民(私は「X」なんて呼ばないぞ!)がわらわらと、源氏物語は「あさきゆめみし」で学んだという方たちが。
「天上の虹」で持統天皇。
「天の果て地の限り」で 大海人皇子と中大兄皇子と額田女王だし。
「ベルばら」でフランス革命だし。
「日出処の天子」で聖徳太子。
昭和世代は漫画で学ぶのでありました。

源氏物語に関しては、私は「あさきゆめみし」より前に池田理代子さんの「おにいさまへ…」で出てくる主人公の憧れの先輩が通称「薫の君」というのんで、薫の君ってなんやねんというところから源氏物語(現代語訳)を読んだのでありました。
    薫の君…光源氏の息子なんだけど、その出生に秘密あり
その後、田辺聖子さんのんと寂聴さんの現代語訳本を読んで、もちろん「あさきゆめみし」も読んだけど。
一番わかりやすいのは…

大掴源氏物語 まろ、ん?

という漫画かもしれません。

一帖(ひとつのお話)を8コママンガで簡単にまとめた本です。
麻呂(まろ)ということでマロン=栗の頭をした光源氏です(笑)
かなり昔に出版されたものですが、源氏物語がどんなお話なのかを大雑把に知るにはちょうどいい本です。絵もかわいらしいです。

源氏物語って世界的にも評価されているそうです。
なんでも世界最古の長編恋愛小説なんだそうで。
確かに長編すぎる。。。
一度終わらせたらしいのですが、帝をはじめ宮中の方々が「もっと読みたい~」と言うたので続けられたらしいです。

ついでに言うと。
もう少ししたら大河にも出てくる清少納言(これをファーストサマーウイカさんが演じるということで、ちょっと楽しみ)の枕草子は。
漫画ではありませんが、桃尻語訳 枕草子 という本がわかりやすいです。
これもちょっと昔に出た本なんですが、今でいうギャル語(これも死語???)で書かれた現代語訳の本です。
「春ってあけぼの~~っ❤」てな感じで。
ところどころ注釈もついているので勉強にもなります。

あ。でも三銃士とか…小説も歴史を学ぶよなぁ。
司馬遼太郎さんと吉川英治さんとか。
おおあまさん(大海人皇子)と なかのさん(中大兄皇子)と 額田女王の三角関係(!)は宝塚で学んだし。

なんでもいいねんね。
「推し」があればそこから世界が広がる。
好きなものは掘り下げるし。
大河ドラマとかフィクションも多々入るけど、好きならば調べて歴史を学んでいくだろうし。ゆかりの土地にだって行っちゃうし。


Please follow and like us:
Pin Share
2 Comments

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です