減ったもの 増えたもの

最近、左手の握力がほとんどないような。
もともと、小学生の時に左肘の骨にヒビが入ってから左腕を過保護にしすぎたのか(笑)右手に比べてものすごく弱かったのだが。(カバンも長時間持てないくらいに)
開栓済みのペットボトルのフタを左手であけることができなくなっている。
んーーーーーー。これもお年頃の一貫?

昨年末にオヤジが骨折して入院。
入院する前と退院後とで、ちょっとずつ私の仕事が変化している。

起床時間

おかんがいたときから365日5時半起き。
(モモがいたときは4時半起き)
あれこれ片付けたりゴミ出ししたり、朝食の準備をしたり。
オヤジは6時前後に起きて、6時25分からテレビ(ラジオ)体操して、7時前に朝食。

オヤジの入院中、何時に起きてもいいんだけど、あまり遅く起きる習慣づけると退院後が辛いからひとまず6時に起きていた。
で、退院後も6時起きに変更。
オヤジには、7時に起きてね…と何回も言うたのだが。
早いときには5時半に起きて大音量でテレビをつけていたり。
平均して6時半くらいには起きてくる。
起き抜けのトイレはポータブルでしてくれればいいのだが。
トイレに行こうとする。
起きたばかりのカラダは普段以上に不安定なので、トイレまではつきそわなくてはならない。
朝の準備はドタバタは変わらず。

トイレ

夜中に2回~3回、トイレに起きるオヤジ。
おかんがおったときは、おかんも同様。
なので二人合わせて4回~6回トイレの行き来があった。
オヤジはゾンビのように足をすって歩く、その足音で。
おかんはあちこちガタンガタン音立てて行く、その物音で。
さらにはこけたりしないか心配で。
目を覚ましていたのだった。
だから夜中1時間おきくらいに目がさめていた。

ポータブルトイレになってから。
夜中はそれで用を足してくれるので、真夜中に起こされることはなくなった。
まとまって眠れる。ありがたい。
そのかわり。
朝はポータブルトイレの掃除。
夜はポータブルトイレのバケツに少し水を張って、消臭液をいれてセッティング。
この作業が増えたのだった。

ポータブルトイレの消臭液。
うちは無色のものを使っている。
昔、おばあちゃんが使っていたときには青い液体。
それがバケツに色がつくというのんを知っていたので。
ちょっとフローラルの香りがいやだけど、おしっこの色もわかるので。
ところで、この消臭液とかカラダ拭きとか、とろみつけとか、もろもろ。
高齢者の介護用品って、近所のドラッグストアなどでは、けっこう高い。
(我が家のご近所調べ)
しかも、なぜか、一つのメーカーさんのしかおいていない場合が多い。
消臭液も2種類しかなくて。
んで、Amazonさんで検索したら、いっぱいあるのね。
しかも、詰替え用もある。ありがたい。
ドラッグストアには、赤ちゃん用のあれこれはいろんな種類があって安売りしていたりするのにね。

味噌汁

年寄りの三食には必ず味噌汁(たまにスープ)をつけている。
でも、減塩必須の二人だったので、減塩味噌に玉ねぎすりおろしやすりごま、鰹節などを混ぜた味噌玉をつくり、製氷タッパーで冷凍していた。
減塩味噌1パックで2週間分くらい。
一度作るとしばらくはラクなんだけど、これをつくるのに30分くらい要した。

それがなんだか面倒になって、オヤジが退院した時を機に、その都度、味噌を計って投入することにした。
で。
一人分の味噌ってどのくらい???
と、検索すると、たいてい大さじ1杯18g前後。
さらに検索を続けると、大さじ1/2でもおいしくできる…という情報が。
これはダシとか酒粕を使うというもの。
これでいいかも。
でも、大さじ1/2って計りにくいやん。
そこでさらに計量スプーンを検索すると。
あるところにはあるんですねぇぇぇぇ。

きっちりすりきりで計るのに、慣れるまで数日かかりましたが。
なんとか。
これに鰹節とダシ昆布をミルで粉々にしたものも混ぜて味噌汁を作る。
ただ、味噌を溶かすのがめんどう(どこまでめんどくさがり(笑)……味噌玉のときには、お椀、もしくは鍋に投入してお湯をかけたらOKだった)

すりきりで計るという作業にちょっと慣れなかったが、なんとか。
鰹節とダシ昆布をミルで粉状にしたものをまぜて味噌汁を作る。
味噌を溶かすのが面倒だけど(どんだけめんどくさがり(笑)…味噌玉のときには味噌氷(?)を鍋やお椀に入れるだけで溶けてくれたのだけど……)

着替え

オヤジ。
なんかしらんが服にこだわる。
入院しているときも、あのジャージをもってこいだの、下着はあれを…とかとか。
せっかく金出してレンタルしているのに、ほとんど着てないよ、パジャマ。
(でも、パジャマを借りないと紙パンツも購入できないので仕方なく……)

だからと言って!!!!!!

けっしておしゃれではない。
はっきり言えば、どうしてその組み合わせ?どうしてこの時期にそれを着る?
ってな「ダサ」さ。
でもね、よく気をつけてみていると、街行く人の同年代のおっさんたち、似たような格好しているの。
育った年代かしらねぇとも思うのだった。

オヤジの部屋を広くするためにタンスを処分したが。
収納されていた服は……まーーーどれも似たようなものばかりで、それが春秋、夏、真冬ごと、20着以上はある。
色もね、黒・白・グレーのモノトーン。←これは何色を着たらいいかわからないからだと推測。
肌着もいっぱい。
私がうにくろで買ったものはほとんど着ていない。
昔々からのもう、襟元や袖がボロボロ。ジャージのゴムも伸び切っている。
しかも、なんでか一度着た服を脱いですぐタンスにしまったりするもんだから。
食べこぼしとかのシミが。虫食い穴も。
そのくせ、洗濯物を山のように出したりするし、お気に入りのジャージは冬にはそれは一日では乾かないというような分厚さのものが。
だから一日に2回洗濯機を回す日も。

とにかく、なんとか片付けて。
弱っている(笑)入院中に「これからは私が服をそろえるからそれを着てね」と提案してみた。

案外、すんなりと受け入れた。

動きやすいジャージを着せる。
なるべく新しいものばかりで。(←私がうにくろで買ったやつ)
朝、気温に合わせてジャージ上下をそろえて着替えを手助け。
夜は、パジャマに着替えるのを手助け。
という作業が増えた。
この着替え。オヤジ、「着せてもらう」という感覚がないらしい。
腕をこうしてくれたら着せやすいのに。
足をこうしてくれたらはかせやすいのに。
ということが多々。
何回言うてもあかんし、あまり何回も言うたら怒るし。
仕方ないので毎回悪戦苦闘。
逆に、洗濯物が普通に(?)なった。これはうれしい。

散歩とおやつ

一人で歩いてはドラッグストアによって大量にお菓子を買っていたオヤジ。

財布事件(!)があったのと。
訪問看護師さん、訪問リハビリのお兄さんにこんこんと言われて。
一人で出歩くことはなくなった。
んが、退屈なのか(んなら一日デイにでも行ってくれよっ)時々、うなる。

ので。

私の朝の日常雑務が終わって、ひとまずコーヒー1杯飲んだら、散歩提案をする。
歩行器で家の周りをくるりと10分くらい。
とろとろと。
最初の頃は歩行器をめちゃくちゃ嫌がったが、これもリハビリのお兄さんに言われて、しょうことなしに。
少しは慣れてきたようである。

と。

ここのところ、一気に暑くなってきたので、お天道様の下を歩くと、私もぐったり(笑)
これで午前中が終わってしまうのだった。

そして。

一人で出歩かなくなったので、オヤツが買えない。
3時のオヤツは出していたが。
どうやらそれでは物足りないらしい。(どんだけ食うねんっ私より食べてるでぇ)
なのでお昼ごはんが終わったら、クッキーとか飴ちゃん、少しだけせんべいとか塩っけのあるものを小鉢に入れて部屋に置いておくのだが。
3時のオヤツのときにはもう空っぽになっている。
夜には。
ナッツとドライフルーツを少し小鉢に入れておくのだが。
これも翌朝にはきれいになくなっている。
このオヤジのオヤツ代が馬鹿にならないのであった。

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