死後の(コチラ側の)世界~おやくそ編~

人が一人死ぬと、残された人々は、思いにふける間もなくなんやかやと大変だなぁという話を……自分の覚え書きのために(順番からいくとまた近い未来に起こりうるので(^_^;)……いくつかに分けて書いていきます。

面倒なのが役所関連です。

今日明日かと言われて1ヶ月あったので、もう、いろんなことを検索かけては調べあげてありました。
更に、手配してくれた葬儀社さんが、火葬後にウチの市の手続き一覧表をくださったのでそれも参考にして、エクセルで一覧表を作りそれを持って、いざ、おやくそへっ。

お役所ってねぇ。大っっっ嫌いなんですよ。
(好きな人はいないと思うけど。。。え?いる?。。。)
いつも、どうも合わないんです。

今回は、さいわい(?)おかんはオヤジの扶養家族という形だから、名義変更とはなく健康保険(後期高齢者医療)、年金、介護保険、それから心臓ペースメーカーを入れていたので障害者手帳を持っており、それの返還と医療保険の停止、そして、市から給付される葬祭費の手続きくらいです。
(土地も株などは持っていないので相続関連はありません)

いろいろな証明書を返還するので、友人のアドバイスもあり、ありとあらゆる書類をコピーし、また、スキャンしてデジタルデータに残し……(後々、身分証明とかに入用なときがあるかもなので)………
いざ、出陣。

たよんないくせにすぐにブチ切れる私を心配して、妹夫婦もついてきてくれました。
ついでに、役所へ行くまでの道中にあるソフトバンクさんに。
おかんのガラケーの死亡解約です。
これが……このご時世からか、予約しないとあかんらしく。
(でも店内、ガラガラで誰もいなかったのに……)
仕方ないので2日後に予約して店外へ。
速攻で妹が検索して、同じ市内にあるSBさんに電話し、そこは予約なくてもいいというので夕方に行くことを告げ、先の予約を取り消してくれました。
(こーゆーところ、私は頭がまわりません、ありがたいことです)

さ。市役所到着。

総合受付でちらりと作成したエクセル表を見せたら、あちらの窓口に…と「医療保険・年金・介護」窓口を案内されました。
そこの窓口で要件を告げると。。。どうやら、保険、年金、介護保険、それぞれの担当の人が来てくれて、すべてここですませてくれるようです。私達は動かなくていいようです。それはありがたい。

どこのおやくそもかもしれませんが、ウチの市役所の窓口はほとんどPさんからの派遣の方です。

最初の後期高齢者保険の停止、未払い分の手続き、給付金の申請等等は、若いお嬢さんがてきぱきと手続きをしてくれて、すんなりとすみました。

お。意外に早いぞ。ラクかも。
これはすんなりすむかもしれないぃぃぃぃ\(^O^)/

……ところがどっこい。
お役所は おやくそでした。

次の年金担当の人が くそ でした(笑)

推測するに、役所勤務で定年を迎え、再雇用という体でPに派遣登録した……というような おじいちゃんが出てきました。

で。

こちらの言うことが通じず、話を最後まで聞いてくれず。。。
あげく、差し出されて書いた書類は、結局、いらず。。。
戸籍謄本が必要だということになり。

先日、オヤジに戸籍はどこやと訪ねたのですが、あやふやで。
移していなければ、私の記憶では 大阪市内で。
ちょっと定かではなかったのでその旨を告げると、調べてくれ、やはり市内というのはわかったのはいいのですが。

ともかく、謄本がないとあかんということで。謄本をとってきてくれと。
さいですか。
(私の隣では おもむろに その担当おじいちゃんの名前をメモる妹)

ともかく、年金の手続きは一旦、おあずけで。

最後は、介護保険。
この担当の方はこれまたお嬢さんだったんだけど、(私は気づかなかったけど妹いわく、)見習いさんらしく。
出された書類に必要事項を私が書いているとき、途中で何も言わずに、さっとその書類をひったくったです。
なにか、確認したいことがあったようなのですが。。。
おいおい、そこは
「すみません、ちょっと失礼します」
くらい 言うもんだろぉぉぉぉぉぉ。

ひとまず、それなりに終了して。

問題は 年金。

姉妹そろって、先のじいちゃんの対応に、もやもや感。
でも、戸籍謄本がないことには先に進めないということで。

私なら、ここで心折れて、疲れも出て……後日、考えるわ、となるのですが。

そこは、行動力のある妹。
せっかく、義弟くんが車で来てくれているのだからと、大阪市内の役所まで行こうということになりました。

ナビに騙されながらも(笑)到着した区役所。

受付はすんなりだったのですが、要件を言って手続きをしようとすると。
「死亡してから1週間くらいしないと謄本には反映されませんが」
という返答。
そのとき、おかんが亡くなってから4日目。んーーーーー。。。
そんなこと、あのじいさん、言わんかったでぇ。
今、すぐにでもとってこいというような口調やったでぇぇぇぇ。
ひとまず、反映されるかどうかわからないけど、取り寄せをお願いして待つことに。

ここで、正義のかたまり、妹がウチの市役所に電話をかけます。
「おっさん そんなこと言わんかったやん」
(↑要約です、言葉は丁寧すぎるほど丁寧(^_^;)
おっちゃんも負けじと。
「あーーーーそうですわぁ~えらいすんませんなぁ~」
ここで妹ぷっちん。
「責任者だせぇぇぇぇ」
(↑要約です、言葉は丁寧すぎるほど丁寧(^_^;)

折返しあった電話では、
「年金機構に問い合わせたところ、死亡の記録が反映されていない謄本でもOKということです」
(責任者は「不在」ということで 件のじいさんがかけてきました)

ふつふつと怒りはおさまらないけど、とにかく、謄本を……と、待っていたけど、待てど暮せど……ここに来て1時間近く。


途中、SBさんに「4時半くらいになりそうですぅぅぅ」と連絡すると、いつでもウェルかめというお返事。
ありがとう。

さすがに妹夫婦、私も疲れてきて、窓口に問い合わせたら。
積み重なっている書類から引っ張り出してくれて、謄本ゲットとなりました。
ちなみに、死亡反映はされていました。
(これまた推測するに、妹が苦情を入れた段階でなんとか反映するように連絡がいったのかと。。。それで時間がかかったものと思われます)

残るSBさんでは、死亡診断書(コピー)を提出、必要書類に記入してあっさりと解約できました。
(5分くらいですんで……それならば、あの近所のSBさん、誰もいなかったんだから、予約とかなんとかなくてもできたんではないかと。。。ぶつぶつ)

そんなこんなで。

役所の手続きは終わったのでした。

でも、これって、もし、父母しかいなくて、どちらか一方が亡くなっての手続きすることになったら、それこそ、わけわからなくて、めんどうで、疲れて……できなくねぇ?って話に。

高齢者に優しくない現状です。

そもそも、なんのためのマイナンバー。
もうね、マイナンバーを申請したら、そのときに必要な手続きすべて完了!ってくらいにしてくれたら、カード作る人も増えると思うのね。
これだから、国のやることって。。。

でも、オヤジのマイナカードは作ろうと思いました。
次の「万が一」のときに、また大阪市内まで行ったり来たりするより、近所のコンビニで用足りるなら。。。

写真、撮らなきゃね。
(私のマイナカードの写真は もうなんでもいいやってな感じで自撮りしたので、人には見せられない(^_^;)

あ。
障害者手帳は2年ほど持っていてもいいということなので、写真付き身分証明として、何かのときに必要かもしれないと思い、この場で返還しませんでした。

河津桜

翌日土曜日でしたが、調べたら市役所の年金窓口は開いているようなので、ちゃちゃっとすませようと行ってきました。
案の定、あの爺さんはいませんでした。(おそらく土曜日は休みなんでしょう)
若いお嬢さんが3人ほど。

謄本みせてコピーしてもらって、必要書類を書いて…10分かからずに終了いたしました。

これで おやくそ関係は終わったのでした。(たぶん)

そして、市役所の近所にある和菓子屋さんで、美味しいという(訪問リハビリのお兄ちゃん情報)みたらし団子を買って帰ったのでした。

注文してからお餅を焼いてくれて、お餅がやわらかぁぁぁぁで、んまんまでした。
タレには少し柚子が入っているのかな?ってな。
5本からの注文なので、1本はおかんにお供えして、あとはオヤジと私と2本ずつ、おいしくいただきました。

そうそう、死亡診断書(死亡届け)は、いろんな証明に必要になってくるから、コピー10枚くらいしておくようにと、あちこちに書いてあったので、たんまりとコピーしたのですが。
役所とSBさんで提示したけど、それをさらにコピーして原本(私のコピー)は返してくれたので、まだ10枚まるっとあります(笑)

Please follow and like us:
Pin Share
2 Comments

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です