怒涛の一週間・4

退院前日

オヤジの布団と毛布を干して。
片付けてしまったストーブを取り出して組み立てて。
小物類を置いて。

こまごまと。

それにしても、私は三食、何を作っていたのだったか。

食器とかどこに片付けていたか思い出せず(笑)
はぁぁぁ…またあしたの昼からかぁ…と思うと、胃がキリリ……

退院の朝

家全部の部屋の掃除をし。
あらゆる電気のコンセントを入れ(笑)
固定電話の線もつなぎ。

10時がチェックアウト時間で。
それより早くきて精算してね…ってことで。
お迎えの介護タクシーも10時に。

9時過ぎのバスで病院へ。

精算すませて病棟についたらすでにオヤジはスタンバイ。。。
そうだろうとは思ったが。
そしてものすごい荷物の量。やれやれ。

いろんな書類とくすりを渡され。

15分くらい待ってお迎えのタクシーが。
介護タクシー。
ちゃんと玄関まで送ってくれる。
ウチのバヤイは階段も付き添って。
荷物も運んでくれる。
料金は普通のタクシーの3倍くらい。

家に到着

一番心配された階段は。
私が少し介助したが、なんとか自力で上がった。
(それはすごいなと思う。92歳で……)
とりあえず。
オヤジはベッドに座らせて。

看護師さんが詰めてくれた荷物をあけて(ぐちゃぐちゃ)
暖かいから今から洗濯しても乾くだろうと洗濯機を回し。
当座の薬を薬入れに入れ。
普段使いのものはオヤジの部屋に持っていき。

どたばたと片付けていたら、もうお昼。
昼ごはんを作って食べさせ。
今日は夕方にケアマネさんと、看護師の人と、リハビリの人と、介護用品の人がくるからと。

そして。
うちから道路を渡ってすぐのところにある、かかりつけ医。
去年、経営者(主治医)が引退、後を引き継ぐ形で変わった先生。
経営方針が変わって、往診もしてくれる。
しばらくは月に一度、往診を頼むことに。
先週末になにやら熱を出して、検査の結果、おそらく誤嚥性肺炎だろうと。
なので早急に一度診てもらった方がいいとのことで、週明けに往診に来てくれることになった。

そんなこんなの1週間。
スパーガーデンに1泊することも。
映画を見に行くことも。
できないまま、また始まるのであった。

スケジュール

看護の人とリハビリの人が週2回ずつやってくることに。
月・金…リハビリ
火・木…様態チェック、風呂

しかも全部時間がまちまち。
これって私の時間、以前よりよけいに……

もう二度とデイには行かないつもりらしい、オヤジ。

入院していたときのリハビリの先生にも「家で一人で(リハビリ)やる」と何回も言うてたそうや。

ぃゃな……私がな……ちょっと……かなり。。。

一晩あけて

ポータブルトイレ。
ちゃんと使えたようだ。

だが。

トイレのバケツに、外側がビニル袋になっている吸収シートを敷いて、そのままくるっと紐でくくって捨てられるというシロモノを使ったのだが。

表示では最低でも4回分は可。。。とあったのに。

今朝、見てみたら、キャパオーバーで吸い取られていない水分が。

だから、朝、5時にトイレに来たのね。

これは。。。
やはり。。。
掃除が大変だが。
従来どおりの　バケツに水を少し張って、消臭剤を入れておくのんが一番か。

朝の仕事が増える。

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近所のハクモクレンが咲き始めている。
今年は桜も早そうだ。