おひなさま
三月がどんどん過ぎていきます。
おひなまつりです。
ひな人形の並べ方
飾るとき、お雛さまとお内裏さま、左右どっちだったかわからなくなりません?
一般的には関東と関西で違うらしいんですよねぇ。
あ、正確には 京都と他所と違うらしいんです。
つまりは 公家と武家で別れるってことなんですねぇ。
京都を中心とした関西では 向かって右側がお内裏様(男雛)。
太陽が先に当たる側が上位の位置(上座)という昔の考え方からきているそうです。
関東では 向かって左側が男雛。
以前は京都と同じ並べ方だったらしいですが、
昭和天皇の即位式のときに初めて新聞に写真が掲載され世間一般に知られ、
そのときの並びに従って関東では向かって左側が男性と決まったとか…という節もあります。
男雛と女雛
冒頭で「お雛さまとお内裏さま」と書きましたが。
これは間違っているそうなんです。
私もつい最近まで知らなかったのですが、
「内裏」とは 天皇さんのプライベート空間のことを指していう言葉で、ひいては「お内裏様」は天皇さんとその奥さんの皇后さんのお二人のことを表す言葉だそうです。
んで、「雛」は紙や布でできたお人形=「ひいな」からきています。
つまり「内裏雛」で 男雛、女雛ひっくるめた名称でごじゃります。
なんで、男雛を「お内裏様」と思い込んでしまつたか。
これは 「ひなまつり」の歌(「たのしいひなまつり」)の歌詞にあるんですねぇぇぇ。
作詞されたサトウハチローさんの間違いだそうで。
ついでに言うと 酒の飲み過ぎで赤い顔しているのは右大臣ではなくて左大臣だそうです。
(左右の決め方は 男雛さまから見ての左右)
間違って広まってしまいましたが、この歌のおかげで「ひなまつり」が一般的に知られるようになってということなので よしと。
そういえば、白酒って飲んだことない。。。
あ、菱餅も食べたことない。。。